底辺ほど医学部へ行け
これは今私が言った名言です。はい。
いかにも怒られそうなタイトルだが、このページで全ての意図を説明するためもう少し耐えてほしい。
このブログは、ウチの坊っちゃんを何としても医学部に入れたいというママ様や、現在医学部に受かるべくガリガリ勉強している受験生をターゲットにしている。すごく良い情報を教えるからぜひ最後まで読んでくれ。
まず筆者の簡易的なプロフィールを書くと
- 地方国立医学部医学科在学中
- 偏差値53の高校出身
- 塾なし
- 現役合格
と、こんな感じだ。嘘偽りはない、証明はできないが。
私と同じような背景を持つ人は医学部医学科の中でも珍しく、経歴を言うとしばしば驚かれる。それはそうだ。地方の医学部とはいえ、みんな名だたる有名進学校出身である。鉄緑会だの中高一貫校だの、マジで教育格差感じますよ。小学校の自分は水泳とポケモンしかしてなかったのに。小学校の頃から塾通って先取りしてって、法律で禁止にできませんか?稀に幼稚園受験です!みたいな人もいる。
………
犯罪だろもう。グロすぎる。自分は大学で初めてドギツイ教育格差を目の当たりにしたが、高卒でそのまま就職みたいな人は明確な格差があることすら認知せずに生きているのを想像して泣いた。
少し本題から逸れてしまった。そう、今回は、なぜ私が医学部医学科に~!?ということである。
結論を言う。
地域枠推薦だ。
はい、見るのをやめないで下さい。
地域枠推薦が何故私達底辺層にとって最適なのか、要素を挙げる。
- 受験のチャンスが増える
- 都内進学校からの刺客が少ない
- 共通テスト比率が高いことが多い
- 底辺高では評定が取りやすい
- 実力があるやつは地域枠を受けない
受験のチャンスが増える
言うまでもない。どうせ推薦試験の2日間あっても逆転できないから素直に推薦受けろ。
都内進学校からの刺客が少ない
都内の廃課金受験生と真っ向に戦うのはアホ。一般だと都内から逃げてくるやつが多すぎて底辺層は轢かれる。地方国立医学部の推薦は公募推薦だから、指定校とかいう制度もない。地方の底辺同士で争いましょう。
共通テスト比率が高いことが多い
推薦の点数比率、5~6割ぐらいは共通テストだった(気がする)。これは私の経験ですが。
そして残りはようわからん大学オリジナルの学科試験と面接と小論文だから、結局全然差がつかない。つまり、共通テストが合否をダイレクトに左右すると言っても過言ではない。難解な数Ⅲとかやらずに共通テスト模試とか過去問とかを百週やればいい。ある程度解けるようになれば作業になる。塾とかもいらない。金の無駄。
底辺高では評定が取りやすい
推薦に出願するには評定が必要で、5段階だと4.3以上ないと出願できない。進学校でこんな評定取ってるやつは多くない。全体のレベルが高いからだ。でも底辺高校では?そう、死ぬほど簡単だ。学力では進学校に及ばなくても、評定は取れる。評定のボーダーを利用し、進学校の定期テストを捨てて内職して学力をメキメキ伸ばしているやつを除外できる。
実力があるやつは地域枠を受けない
これなんだよね。地域枠って見方によってはギャンブルだから。卒後は東京で働きたいとか海外行きたいとかあればやめたほうがいい。でもそんなこと言ってられるほど余裕なのか考えてほしい。
私は学生のうちから金が欲しかったのと、どうせ県内で働くしなと思っていたのと、何が何でも医学部医学科に入るという気持ちがあったから地域枠で出願した。少しでも枠が広がるならいいやんと思っていた。在学中の今も後悔していない。というか地域枠で奨学金もらわないと生きていけないレベルの家なのであまり悩むことなかった。貧乏な君は地域枠で一発当てて大学時代も金に困ることなく、将来は地域の賃金が高い病院で働こう!県の犬になって待っています。
さて、底辺ほど医学部へ行けというタイトルでしたが、私の主張が伝わったでしょうか。貧乏で進学校の出でもない受験生には、地方国立医学部医学科の地域枠推薦が最適という主張です。初めてのブログで作法がわからないので多めに見てください。
堕医学生の主観
というブログタイトルでこれからも医学部受験、医学部の内情などなど、感情の爆発を綴ろうと思います。よろしくお願いします。
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